キャバクラ
キャバクラはなにがなんでも風俗営業1号許可が必要
風俗営業店の中でも開店数の多いのがキャバクラ。
お店のコンセプトに基づいた華やかな内装を施し、お客様ごとの空間を大切にされたレイアウトであることが多いです。
主に若い20代くらいの女性が客席につき、客である男性を接待する店で料金はお店や地域によって当然違いますが、少しお高めの設定。
キャストは基本的に飲みませんが、お客さんからの了承を得れば別料金で一緒にお酒を飲む事もあります。
客のお酒を注いだり会話をしたりして、楽しく過ごせるように接待します。ただし、おさわりするなど性的なことは禁止。
キャバクラのオープンまでの手引き
スナック
スナックも絶対に風俗営業1号許可が必要
スナックはその名の通り、軽食を出すお店が多いです。
基本はカウンターでボックス席があっても少しです。『ママ』がいるのが一般的なスタイルで、ママやホステスさんが1人で数人の話し相手をするような形状のお店の形態です。
カラオケでデュエットしているイメージが強いかと思います。
これからスナックを営業しようとしている方にご注意いただきたいのは、『ウチは飲食店です。』は通らないということです。
やはり風俗営業1号許可が必要になります。
年齢層が少し上がるイメージがありますが、最近ではキャバクラとの差がなくなってきています。
ガールズバー
ガールズバーも風俗営業1号の許可を得ておいたほうが無難です。
最近ガールズバーの申請・許可がとても増えています。
スナックほど年齢層も高くなく、キャバクラほど高くない、という理由で受けているのかもしれません。
ガールズバーは『たまたまバーテンが女性だった』という解釈をしたいところです。
またそういった独自の解釈で『深夜酒類提供飲食店営業(接待なし)』で営業をする店もあるようですが、風俗営業1号の許可を得ておいたほうが無難です。
許可をだすほう(取り締まりをするほう)が『これは接待にあたる』としたときには何をどう言ってもひっくり返ることはありません。
外国人パブ
風俗営業1号以外にも必要なものがある可能性があるかも…
パブというと日本ではフィリピンパブやロシアパブなど、外国人パブのイメージが強いです。
最近ではさまざまな国のパブがオープンしています。
外国人パブも当然風俗営業1号の許可が必要になります。
また、従業員の管理も大切になります。入管関係の許可を得ていないと大変なことになりえるのでしっかりと手続きが必要です。
日本のパブの場合も接待がある場合は必ず風俗営業1号の許可が必要になります。
その他(クラブ・ホストクラブ・メイド喫茶・料亭)
異性が近くにいるお店は風俗営業1号の許可をもらいましょう。
クラブ・ホストクラブというのは似ていてどちらもかなりの高額です。ホステス・ホストの接待が売りのお店なので風俗営業の許可が必要です。
ホストクラブは女性を男性が接待しますが、接待される性別違うだけで接待行為があるので許可が必要です。
注意が必要なのがメイド喫茶です。
メイド喫茶では基本的にお酒は提供していませんが、お店側もお客さん側もメイド喫茶の店員さんとの接待を期待して成り立っているお店です。
『喫茶店の店員がたまたまメイドのコスチュームだった』では通用しないので風俗営業1号の許可を取得して営業しましょう。