スナックくらい個人のパワーを発揮できる飲食店があるでしょうか?

多くの飲食店がチェーン展開です。
こだわりのラーメン屋も人気が出てくればチェーン店となり、いずれは普通のよくあるラーメン屋になってしまいます。

そんな中、昔から変わらずに『ママ』のキャラによって成り立つお店があります。

それはスナック。

個人が、大手企業の影響を受けずにできる数少ないお店ではないかと思います。
 

スナックって深夜営業OKなの?

かつては中高年の場所として認知されていたスナックですが、昨今では事情も変わってきました。
若い女性や男性もスナックに来るようになったそうです。

男性だけでなく、女性というのが面白いですね。

気を遣わずに楽しくお酒が飲める、というのが人気の秘密かもしれません。
ガールズバーとスナックの境目のような、微妙なラインのお店をオープンされる方もいます。

老若男女が楽しめる、そんなスナックが新しいカタチなのかもしれません。

ところでスナックは深夜営業ができるのでしょうか?

この疑問を解くカギは『接待』にあります。

ざっくり言うと、

隣に座ってお酌をしたり、一緒にカラオケを歌ったりするなど、もてなすような行為があると深夜営業はできないことになっています。

『接待』があると風俗営業の許可が必要になるんですね。

カウンターにママがいて、お客さん同士が盛り上がってワイワイやっているようなら風俗営業にはならないでしょう。

深夜営業ができるので深夜酒類提供飲食店開始届を警察に出して、許可をもらえば深夜営業をすることができます。

スナックは個人が大手企業の影響を受けずにできる数少ないお店

飲食店を経営していて、売上を伸ばすことを考えると客単価を上げることを真っ先に考えてしまいます。
ここに落とし穴があります。

売上を上げようとする

客単価を上げればよい

だんだん『接待行為』をするようになる

摘発される

極端に言うとこんな流れです。

スナックを深夜酒類提供飲食店開始届で営業するなら、そして売り上げを良くしようとするなら回転率を上げるほうを目指してください。

サッカーで言えば監督みたいなものかもしれません。
ママのキャラクターで固定客を掴み、お客さんをどんどん回転させましょう。


 

ママのゲームをコントロールする能力が高ければ売り上げもアップし、お客様も満足できるスナックになるのではないでしょうか?

大手企業が参入できない飲食店。
それがスナックです。

ママのキャラクターを生かした店づくりが成功の秘訣です。

こればっかりはどんな大企業もマネができないのではないでしょうか?

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